犬は人と一緒に暮らし始めて数千年〜1万年が経つと言われており、もともと肉食であった犬は、消化器官も人間に合わせて、植物質のものもある程度消化できるように変わってきています。
また品種改良が繰り返され、品種によって体格もさることながら、患う病気も様々です。さらに他の犬に対して関心を示し、時には威嚇行動をとったりする傾向にある品種もあります。犬によって性格も様々であり、しつけをしっかり行い、社会性を教えていくことも我々と動物とがより良い生活をしていく上で大切なのです。
病気に関しては、目に見える皮膚の変化や食欲や排便排尿の変化などであれば飼い主さんも気づくことができますが、内臓などの病気は特別な検査をしないとわからないことが多いです。病気への予防のために、また病気の早期発見のために、定期的に健康チェックすることが重要であると我々獣医師・動物看護師は考えております。
逆に病気かもしれないと思われても、例えば発情出血や空腹時の嘔吐といった生理的に異常でないこと等が、来院いただくことでわかることもあります。どのタイミングで動物病院に行けばいいのか、通いなれていない方は不安に思うこともあるかと思いますが、食事管理、しつけのことから病気のことまでお悩みやご質問等ございましたらお気軽にご相談ください。