こんにちは。今回は名古屋市守山区に住むおばあちゃんの素晴らしい取り組みをご紹介します。彼女は手作りのアイディアグッズ、「
救命うさぎ」を作り上げました。その人気の秘密に迫ります。
おばあちゃんの住む団地の一室には、色とりどりのうさぎのマスコットがずらりと並んでいます。しかし、これはただのマスコットではありません。実はこのうさぎたちは、「救命うさぎ」と呼ばれ、緊急連絡先などを書いた紙を裏のポケットに入れることができるのです。万が一の際には、身元がすぐに分かるという便利なアイテムなのです。
この素晴らしいアイディアの発案者は、土井志津恵さん(76)です。彼女は守山区にある高齢者サロンでこの救命うさぎを手作りしています。週に1回集まり、一つ一つ手縫いでフェルト生地を切り抜いています。接着剤は一切使わず、丁寧に作り上げられたこのうさぎたちは、8年間でなんと1万個も作られました。
では、なぜ土井さんがこのアイディアを思いついたのでしょうか?実は8年ほど前、彼女は自宅近くで中年の男性が倒れているのを目撃したのです。その男性は身元を示すものを持っておらず、救急隊が困っていたそうです。そんな出来事をきっかけに、彼女は友人と話し合い、救命うさぎのアイディアを思いついたのです。
そのアイディアは口コミで広まり、福祉施設からも大量の注文が寄せられるほどの人気商品となりました。一度に450個の注文があった時もありました。制作期間は1か月ほどでしたが、彼女はお願いされた注文を断ることはありませんでした。
このように頑張る理由には、彼女の愛する夫が関わっています。彼女の夫は8年前に75歳で亡くなりました。夫の潔(きよし)さんは単身赴任しており、彼の天国への旅立ちによって、志津恵さんは生きる気力を失っていました。しかし、救命うさぎの制作とお客さんとの交流によって、彼女は再び生きる意味を見出しました。5年近く泣きながら生活していた彼女にとって、救命うさぎとそれを受け取ってくれるお客さんたちは本当に救いとなりました。
そして、志津恵さん自身も救命うさぎに救われたのです。地域の店舗に救命うさぎを置くように依頼し、いつでも手に入れられるようになりました。彼女は言います。「救命うさぎを持っていても、その存在を知らなければ連絡先などを見ることはできません。しかし、もし多くの人々がこの救命うさぎの名前と形を知っていたら、もしかしたら周りに持っている人がいるかもしれません。ぜひ多くの人や団体に救命うさぎを作っていただきたいのです」と。
名古屋市守山区で愛されている救命うさぎ。おばあちゃんの手作りでありながら、その裏には多くの思いや愛が詰まっています。救命うさぎはただのマスコットではありません。万が一の時に大切な情報を伝え、助けを呼ぶための頼もしいパートナーなのです。志津恵さんの活動に共感し、救命うさぎを作りたいと思う方はぜひ多くの人々に広めていただきたいですね。
以上、名古屋市守山区のおばあちゃんが手作りする「救命うさぎ」の物語でした。彼女の情熱と愛情がたくさんの人々を救い、広がりを見せています。素晴らしい取り組みに心から感動しました。これからも救命うさぎがたくさんの人々に役立ち、安心と安全をもたらすことを願っています。
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